タロットカード・ワンド9

 当たるを超えた占い師中川昌彦

横浜関内占い月天子・東京占いマクトゥーブ
横浜関内の占い師

タロットカードの絵柄の説明


棒に寄りかかっている男。彼の周囲には8本の棒が彼を守る柵のように立っている。
男の表情は緊張に満ちていて、敵を待ち構えているかのようだと述べられています。



シンボルによる解釈


棒に寄りかかっているといえば、ワンド3やペンタクルス7を思い浮かべます。
人はどんなときに、自らの棒・火に寄りかからなきゃならないのでしょうか。ワンド3では、あの有名なスフィンクスの謎を思い出します。
ワンド9ではどうでしょう。彼は傷ついてはいるものの、まだ力強さは残っています。

傷を負い劣勢ではあるけれど、柵に守られまだまだ戦いを投げ出していません。手にしている棒・火は彼自身が持っている情熱。
彼を守るように取り囲んでいる棒・火は背後に描かれている点から、過去に彼が発したメッセージ、行為と読んでも良いでしょう。
地面にしっかりと立っている。思いを現実化させた。
だが、ワンド3、ワンド4、カップ8などと違い、少々乱雑に配置されています。丁寧さ、慎重さには欠けていたのかもしれません。

男はタロットカードに向かって左側を睨んでいます。過去に似たような敵と戦ったことがあるのでしょう。

がっしりとした体格だとも述べられています。
依頼者に敵対するものが攻撃をしかけてきたら、痛い反撃を受けることになります。



占い時に心に留める点


戦いを暗示するタロットカードですが、戦いそのものは描かれていません。
警戒するだけで十分な場合があります。
何に警戒するかは他のカードと筮前の審事を組みすことで浮かび上がります。

戦いが無いことは幸せです。だけど時として自尊心を守るため、信念を貫き通すために戦わなければならないときもあります。
傷つくこともあるでしょう。逃げずに戦うことで強くなるのだということを表しているタロットカードです。
まだ投げ出す必要は無いと依頼者に伝えましょう。

空が青いですね。この戦いで平和を勝ち取るのでしょう。領土や権力を得るのではなく、平和に過ごすための戦いです。
占的に関わることで、過去に似たような場面があったかを依頼者に尋ねてみましょう。
そのときの経験値が役に立ちます。

棒・火がしっかりと男を守っています。
心理ポジションのタロットカードがソード5逆位置、カップ5など、依頼者が弱気になっています。
依頼者は自分で想像しているほど、弱くはないと伝えることも必要でしょう。

自分から積極的に動くタロットカードではありません。
棒に囲まれています。このことから、単なる遅延ということもあります。
たとえば、順調にいっている恋人たちが結婚式を挙げようとしたときに、時系列にワンド9が出たら式場とのスケジュールがなかなか合わないとかですね。
行き詰まりを意味しているタロットカードとの比較を示す必要があるかもしれません。



占う時に使うフレーズ例


(状況にワンド9、過去ポジションや潜在ポジションに守り系、勝利系が出たとき)「大丈夫、心配しすぎないでください。このポジションのタロットカードが力を出します」
時系列で発展の流れで、心理ポジションに出たときなど)「用心深いのは良いことですが、チャンスを逃す可能性があります」
「過去に似たようなことがあったはずです、そのときの経験を活かすときです」
(行き詰まり系、破綻系タロットカードが出ていないとき)「単にタイミングが遅れているだけです。行き詰まりではありません」



ワンド9逆位置、占う時に心に留める点


背後の棒が何本か倒れて、そこから敵が侵入してくるイメージがあります。
背後は大丈夫でしょうか?
棒・火の打ち出し方は適格だったでしょうか?
ワンド9逆位置一枚で敗北は意味しないので、まだ立て直すチャンスはあります。

タロットカード正面から見て左側を警戒していますね。過去を見つめています。
過去と似たような状況になる、しかし今回は以前より困難さは増すでしょう。

心理ポジションに、突進系のタロットカードが出て、時系列にワンド9逆位置なら、意欲が空回りしてしまうこともあります。