タロットカード・ワンド7

 当たるを超えた占い師中川昌彦

横浜関内占い月天子・東京占いマクトゥーブ
関内の占い師

タロットカードの絵柄の説明


崖の上で若者が、下から攻めてくる棒に対して戦っています。
ソード5、ワンド5などと違い、戦っている相手の姿は描かれていません。



シンボルによる解釈


一本の棒対六本の棒、若者の勇気や闘志が描かれていると述べられています。多勢に無勢、それでも若者はひるむことなく戦っています。

下から突き上げてくる棒はなにを意味しているのでしょうか。
もちろん、自分を追い抜こうとしている後輩、部下などと解釈しても構いません。
そして、自分の潜在意識の奥のほうから突き上げてくる衝動と捉えてもまったく問題は無いでしょう。
時に、自分が自分の主人であるために、自分の中にある悪の部分と戦わなければならないときもあります。

悪といっても犯罪的とかそういう意味じゃないですからね!
仏教では悪を十種類に分ける考えがあります。故意に生き物を殺す。与えられていないものをとる。愛していないのに性的関係を持つ。嘘をつく。乱暴な言葉を使う。こういったことが悪です。
激しい欲を持つ。激しい怒りを抱く、このようなことも悪に含まれます。

自尊心を守り、周りの人たちを大切にするために、自分の中から湧き上がる衝動と戦う必要がある、そして勝つ。このタロットカードはそのような行為を示しています。

空は青い。平和の色です。自分の衝動と戦い勝利を得た後の平穏さを表しています。



占い時に心に留める点


まず、他の戦いを描いているタロットカードとの違いを依頼者に納得してもらう必要があります。
その後で聞きづらいでしょうが、何が下から攻めてくるのかを依頼者に尋ねる必要が出てくるかもしれません。
他の戦い系タロットカードとの違いを依頼者にしっかりと説明し納得してもらっていれば信頼関係ができているはずなので打ち明けてくれるでしょう。

人との衝突や意見の食い違いは日常のことです。
同じことを考えているのに、立場の違いで方法論に違いも出ます。
摩擦やそれによって引き起こされるストレスがあるかを展開されたタロットカードから読みましょう。

戦いであり、勝利も意味しています。
だが、戦う相手との決定的な亀裂が生じるかは、このタロットカード一枚では見えません。
これも展開されたタロットカードから読み取るか、占的を変えて展開するかですね。

左右の靴の違いについても説明してください。
依頼者の行動の足かせとなっているものが見えてきます。ただ、足かせがトラウマのようなものだとしたら、その治癒は専門家に任せるように薦めてください。
占い師が心理的ケアが出来るようならば、深く探っても構わないでしょう。

時系列に、このタロットカードが出て、心理や潜在ポジションに自責や静寂系のタロットカードが出たら?
こういう展開は、まず依頼者がその気にならないと(青い空)が来ないということを納得してもらわなきゃなりませんね。

内面ポジションに、このタロットカード、そして時系列が上向きなら単に「敵の姿が描かれていません」というシンボルの意味合いを説明するだけで良いでしょう。
依頼者のワンド・火を燃え立たされるような暗示があるタロットカードが展開されているか全体像をみてください。
価値のない戦いというのもありますが、ワンド7が示している戦いは、克己という部分で依頼者を大きく成長させるでしょう。ソード8逆位置や悪魔逆位置などと一緒に出たならなおさらです。



占い時に使うフレーズ例


勇気と信念をもって動いてください。ブレる必要性は全くありません。
重圧かもしれませんが、このあとはスッキリしますよ。
自分の中に、しっかりとした足場を組んでください。必ず必要になります。
頑固なくらいでちょうどいいです!



ワンド7逆位置、占う時に心に留める点


弱気にたいする注意として出る場合が多い。ここは絶対に忘れてほしくないんですけど、占うという時点で依頼者は弱気な部分は抱えています。
当然ですよね、強気一辺倒で成功の確信があるなら占いに来ません。単に「弱気にならないでください」と伝えるだけでは不十分です。

展開が上向きで、鍵がワンド7逆位置ならアドバイスは簡単ですが、心理ポジションにソード3などのようなタロットカードで、結果がワンド7逆位置の場合は、どのような形をとれば、依頼者がこの若者のように棒を振り回すことが出来るかがアドバイスのポイントになります。

独りで戦うことも伝える必要があるでしょう。コートカードが正位置で出ていないか?あるいはカップ3やペンタクルス3などのような(協力者の暗示系タロットカード)が近くに出ていないか?
ここも読み落とさないようにしてください。

信念があるかを試されるときです。
占的に対する思い入れを筮前の審事で知っていれば占う側も言葉が出てきます。
何を守りたいのか、あるいは何を守れば依頼者にとって吉なのかを見極めましょう。